2017-04-01

エイプリルフール。

特に何も嘘をつかずに終わった。嘘をつく必要性を感じない。嘘は意識してつくものではない。生活に溶け込む嘘は無意識に作られるものであり、そして、剥がすことができない。

 

少し前から新しいバイトを始めた。今までのバイトと同業者なので古いバイトは長期で休んだ。前のバイトよりも家から近く、まとまったお金を手に入れられそうだった。

そして、何より、前のバイトから離れることができた。

今の上司とはいまいち波長が合わない。上司は私に対しての一人称が「先生」で、頻繁に鼻啜りと咳払いを繰り返し、派手な貧乏ゆすりをする。自分を有能な人間として扱い、私を無知なひよっことして扱う。「美女と野獣」のガストンとタイプが似ているが、ガストンの方が数倍マシである。

来年になれば就活も始まるので、このバイトを頑張るのも今年くらいだろう。ガストン上司のことはヒト語を話すゴキブリくらいに思っておいて、金をたんまり得たい。

 

最近は部屋の整理もとい断捨離にハマっている。自分と過去を結びつけるものをなるたけ少なくしたい。身軽になりたい。いつか、いつ死んでも後悔がないようになりたい。

私が死んだら、使える臓器があれば全部切り出して、売れる持ち物は全部売って、売れない不要なものは全部捨てて、部屋などすっからかんにしてほしい。人が死ぬとはそういうことだ。誰しも永遠に生きはしないのだから。

 

2017-3-15

朝。マフィン2個とカリカリベーコンとオムレツと紅茶を二人で食べる。

三越に行く。お昼頃になっても私はお腹が空かない。上司から電話があり雰囲気が悪くなる。私は座れないと消化ができない体質。休憩がてらララランドを観る。それまでの時間コーヒーを飲む。

ララランドを観た後はトークイベント。元々何も消化されていなかったところに軽食を入れると一気に胃が重たくなり、体調が悪くなる。立っているのが辛く、一度退出して休んでから戻るが、やはり体調が悪く、会場の人に心配されるほどしんどそうだったらしい。帰りに整腸剤を買ってもらう。

翌朝。昨日はごめんねと何度も謝る。

なんで謝るの?と聞かれ、私はあなたをもっと大切にしたいと答えると、あなたは自分のことを大切にしなきゃダメだよと言われた。

自分のことを大切にできない人は人のことも大切にできないよと。

2017-3-12の日記

うーん、なんだろうね。

ツイッターの件は私が悪いのだけど、じゃあ向こうは何も悪いことをしていないかというとそうでもなくて、他のことはずいぶんと私が我慢をしてきた、という気がしてしまう。

あなたは私に注文つけてばっかりだねと、あなたが約束を破って怒った私にあなたが言った言葉を返したいなあ。ダメかなあ。

すぐにセックスに持ち込むのをやめてほしいとか、私と一緒にいるときに返事もできないくらいゲームに集中しないでほしいとか、私の不満は全部飲み込んできた。飲み込まされてきた。私が選んだことでもある。けどあなたがそうさせたことでもある。

あなたはゲームの最中に話しかけられたりすると怒ったけど、私が勉強してると中断させてくるね。あなたのゲームの最中に私が勉強するのは不満がるね。

あなたは自分がゲームしてる間私がずっとあなたに構ってもらいたいと思いながら隣に貼り付いていれば満足なのかな。

私だって十分我慢してる。私が選んだことでもある。するべき我慢なのかもしれない。あなたの苦痛に比べれば私の苦痛なんて大したことはなく、私の我慢など我慢のうちに入らないのかもしれない。

でもそれはあなただけが決めることじゃない。あなたと私が決めることだ。できれば、納得して。

明日、目が覚めたら、気持ちよい目覚めでありますように。わたしも、あなたも。そして、あなたが、明日も明後日もそのまた先も、60年後くらいまで、毎日飽きるくらい幸せな朝を迎えますように。

かなしみは何処へ

どうしようもなくつらい時、彼氏にもつらいと言えなかったら誰に言えばいいんだろう。言ってもどうにもならないことは分かっているけれど、溜め込んで溜め込んで溜め込んで、壊れるまで溜め込むしかないのって、早くどうにかしないとなあ。どうにもできないんだけどなあ。しょうがないんだけどね。

 

 

 

ある仕事をしたかった。

私の憧れの仕事だった。というのも、私がその仕事をしている人にとても救われたから、自分もそうなりたいと思ったのだ。

その仕事にエントリーする前に、採用をやっていた人から「あなたに何ができるのか、よく考えなさい。ここで仕事をすること、ここで誰かと一緒に仕事をすることは、この仕事の本質ではない。それを分かっていない人には任せられない」と言われ、考え、答えを出した。でも、別の事情から、その職場に入ることは叶わなかった。(このことはいつかまた別の記事で書く。)

しかし蓋を開けてみるとその人が採用した人間が、私が求められたものを持っているわけではなかった。その人は私にだけ高い理想を求めた。そのことがずっと悔しかった。私に理不尽な悪意を持っていたか、あるいは採用された人たちを依怙贔屓しているんだと思っていた。

今日、その訳を聞いた。十ヶ月越しの疑問だった。わたしの根ぶかいかなしみの源の一つだった。心に刺さった棘と、そこから滲んだ血の塊だった。

皆が理想的な仕事人になれるわけではない。なれる人間となれない人間がいて、あなたはなれると思ったから厳しいことを言ったけれど、本当のことを言うと数合わせで採用する人間だっている。

このようなことを言われた。そして私は救われた。

本当はあなたに入ってほしかった。あなたの代わりに入った人よりもあなたの方が良い仕事をすると思っていた。だから背中を押したんです。

人生ってままならない。

けれど、ままならないことも含めて、私の人生だった。だいいちその仕事をしていたら今の彼氏とは付き合えていなかった。だから、だから。

私は今の自分を肯定する。しなければいけない。

今の自分のまま精一杯頑張って、最高の結果を出すことだけが、あの時の自分の悔しさを供養する術なのだ。

 

今日は久しぶりによく眠れそうです。眠れてないけど。

幸せの話

最近体調が良くないことは一つ前の記事の最後で書いた通り。
先週末は彼氏の家に泊まっていたのだけど、土曜午後からの胃痛や吐き気から始まり、久しぶりのお外デートだったはずの日曜は朝から呼吸が苦しく諸々の予定が当初の予定から2時間も遅れてしまった。遅れつつも都内へ出かけたのだけど、行き先の最寄駅に着いたところで頭痛が始まった。流石に黙って我慢していようと思ったけれどメインの用事が済んでしばらくしたあたりで耐えられなくなり、「ごめん、頭痛い、ちょっと座りたい」と告白。午後の良い時間だったので近くのカフェはどこも並んでいた。彼が空いている所を探しながら荷物を持ってくれた。「良いよ、座らなくても。やっぱり大丈夫」何とか強がるもやはり辛かった。そうしたら彼は近くにあったレストランに入ってくれた。まだご飯の時間ではなかったし行く予定だった場所でもなかったけれど、「これで座れるでしょ」とそう言ってくれた。せっかくのお外デートが私の体調のために色々と予定がズレてしまったのに苛立ち一つ匂わせず、しかも気遣ってくれる、彼はこれ以上ない優しい人だ。ここのところ自分の心身が不安定なためにすべてに疲れていて、だから彼との関係にも自分は向いてないのではと思っていた節もあったけれど、この彼となら、やっていけると思った。彼とずっと幸せでいようと思った。

後日談でもなんでもない今日の話。
昨日からの頭痛が朝もまだ残っていた。重い体を引きずってキャンパスに辿り着いた頃には吐き気まで出ていたので体育は諦めて頭痛薬を買いに行き、近くのスタバに入る。豆乳だと思ってソイラテを買い飲み干す。元々豆乳もコーヒーも好きなのだ。頭痛がやっと治まった頃、カフェインを体が吸収し始めたのか激しい腹痛に襲われる。なんとか授業を抜け出して下し、戻すのは嫌だと思いながら机の上で蹲っていたらいつの間にか寝ていた。授業が終わる頃目が覚めると腹痛は大分和らいでいた。
その後友達とご飯に行った。ご飯がおいしかったし2人でないと話せない話をたくさんできたし、何より8時半に解散できた。買い物に行っても目当ての物を何も獲得できなかったことを除けば良い日だった。

追いかける話

友人が「彼氏と遊んだ後、『今日はありがとう』のLINEが来るのを待っていたら結局来ずそこからLINEが止まっている」と言っていたのを聞いて、受身な女は面倒だなと思った。与えられることばかり求めているような気がして嫌悪感があった。けれど彼氏からの「電話しよう」の言葉を待っている自分に気付いた時、自分も同じなんだと分かった。結局、疲れてしまうのだ。追いかけるばかりの、与えるばかりの、こちらばかりが一生懸命な関係性は、どんどん私の心をすり減らしていく。それでも良いと思っているけれど、すり減って愛も情も枯れて一緒にいられなくなった時、もっと上手くやれば良かったと後悔しないでいられるんだろうか。
自分の要求ばかり通して我儘になって相手に譲らせてばかりいればいつか愛想を尽かされる。自分ばかり我慢していたら疲れきってしまう。私はその境目が分からない。どこまで我慢してどこまで譲れば良いのか分からない。恋愛に教科書や練習問題があれば良いのに、いきなり制限時間数年にも及ぶ本番試験に放り込まれて、もうあと何度試験を受けられるのかも分からない。だから私は自分をすり減らすことを選ぶ。いつか遠い先有り得るかも知れない望まない未来、彼氏に振られるくらいなら、疲れちゃったごめんなさいと謝りたい。

ここから下はメモ(ブログタイトルがそもそもメモだけど)。
ここ最近お腹の調子が悪い。胃が痛かったり吐き気があったり下したりする。カフェインの摂りすぎかお酒がいけないのかはたまた何かの病気かは分からないし興味もない。カフェインを摂ると手が震えて心臓がドキドキして眩暈がする。お酒を飲むと眠くなって胸が苦しくなる。でも授業中に起きていられなくなるからコーヒーを飲むのをやめられない。
最近寝つきも寝起きも悪いし寝ても疲れが取れないし何にも興味がない鬱みたいになったかと思えば周りに心配されるくらいハイテンションになったりするからまるで躁鬱みたいだね。

夢のこと

今朝もまた夢を見た。
最初の場面。バレエ教室にいた。小学生の頃に教えてもらっていた先生から指導を受けていた。踊り、人前にでること、人目を集めることはとても気持ちが良かった。
次の場面。母と母方祖父母との帰宅途中。芝生の広い明るい庭のある大きなマンション。ずっと元気のなかった祖父が、隣にある長寿の泉というものに興味を示す。たまによろけるのを支えながらも嬉しく感じていた。外に出た祖父から一瞬目を離した隙に見失う。遠くの方でそれらしき人影を見つけるが追いつけない。何度も大声で呼ぶ。「おじいちゃん」「おじいちゃん」小さい頃は一緒に遊んでいると私の方がはぐれてよくこうして呼んでいた。呼ぶと必ず来てくれた。「おじいちゃん」
何度呼んでもおじいちゃんは来ない。